視力回復!目は1分でよくなる!【後編】

皆さんこんにちは、たたらです。
今回は、前回お話した『著: 今野清志、あなたの目がよみがえる7つの視力回復法 目は1分でよくなる!』について引き続きお話していきたいと思います。

今回は前回に比べて直接的に目の周りに手を加えるものが少なくなっているので、感覚的に続けにくいものもあるかもしれませんが、確実に眼がリラックスできるので毎日取り入れていきましょう!

前編を見ていない方はこちら↓

視力回復!目は1分でよくなる!【前編】

後編では4つの視力回復法について解説していきたいと思います。



指圧法

「指圧法」は、目・耳の周辺にあるツボを指圧することで血行の改善を図ります。何事もやり過ぎはよくないので、「強すぎない」「長時間やりすぎない」を意識しましょう。

眼のツボ

1 目の回りにあるツボに、中指の先で軽く触れ、3回まわします。

2 その後、やさしく3秒間プッシュ(押圧)し、静止します。  ツボの正確な場所が気になる方もいるかもしれませんが、大きな指先で回してツボ周辺を刺激していますので、図を参考にしてだいたいの見当をつけて指圧すれば、ツボにあたります。安心して行ってください。

眼窩(眼の周辺の骨)をなぞるように指圧していくと大丈夫です!まずはゆっくり眼の周りに円を描いて、その後に指圧していくイメージですね。※眼球を指圧しないように注意しましょう。

耳のツボ

1 耳のツボは、少し強めに、中指と親指でツボを挟むように3秒押圧します。

2 耳たぶや耳全体を、親指と人差し指でもみほぐすようにマッサージします。

皆さんは耳を動かせますかね?自分の意思で動かせる人もためにいますが、ほとんどの人が無理なんではないでしょうか?(私も無理です)しかし、耳には体全体に影響を及ぼすツボが多いそうで、しっかり動かす必要がありそうです。実際にやってみると耳の血行がよくなって熱くなるのを感じれますよ!

たたら

やりすぎないように注意してね!

呼吸法

呼吸は普段から当たり前のように行われていることなので、呼吸を意識して24時間過ごしている方はいないと思います。私は呼吸器のリハビリも行っていたため、呼吸をするために沢山の筋肉が動き、物理的な法則で肺がしぼんだり膨らんだりすることを理解しています。そのため、呼吸には大変な労力が割かれていることを意識して欲しいと思っています。

今野先生も「アスリート以外は、ほぼ全員の方が、満足に呼吸をしていません。呼吸は体に直接、酸素を取り入れられる、たった一つの方法です。」と仰っています。

深い呼吸というのは非常に重要なようで、深い呼吸を繰り返すと、副交感神経が活発になり、眼の筋肉をゆるめる効果があります。前編で眼の栄養になるのは「酸素」だとお話しましたが、深い呼吸が出来るようになるだけでも栄養の量自体が増えて眼のリラックスにつながります。

「深呼吸」の際にはまずは空気を吐ききることが重要です。また、私も知らなかったのですが、「筋肉の繊維を構成しているフィラメントの働きは5秒しか持続しない」そうで吐きだすときに6秒以上かけると効率的にトレーニングになります。

たたら

1日に深呼吸する回数が数回増えるだけでも健康になるから、気づいたときには深呼吸してみよう!

確認法

「確認法」は脳のトレーニングです。脳に「見える」と意識させることが目的です。皆さんは見えないのが当たり前だと思っていませんか?私はこの本に出会うまではメガネやコンタクトをつけないと見えなくて当たり前だと思っており、日中コンタクトを入れないと眠くなる始末でした。しかし、それは当たり前ではないのです。このトレーニングは裸眼で行いましょう。

 

1 まず、カレンダーの数字でもポスターの文字でもいいので、目標物を決めます。

2 そして、裸眼で目標物がしっかり見える位置に立ちましょう。

3 数字や文字を確認したら、3~5センチ後ろに下がります。ちょっと見えにくくなるくらいの距離がちょうどいいでしょう。

4 毎日少しずつ、1~5センチ程度、後ろに下がり距離を伸ばしましょう。

このトレーニングを行うと脳は、「今見えていたものが見えないのはおかしい」と微調整をしてくれます。実際、微妙に見えていた文字が急にはっきり見える瞬間が来ます。これを少しずつ積み重ねることで視力は回復していきます。

たたら

見えない状態は脳にストレスを与えます。

今野先生は「眼と脳で物を見ている」と仰っています。「確認法」を行うことで脳が活性化されます。さらに、「少し見えることで、脳のストレスが取れ、癒されてきます。」とのこと。確認法を行った後は眼も頭もスッキリして、調子がよく感じます。

瞑想法

瞑想法は脳をリラックスさせるために行います。見えていた頃の景色を思い浮かべてみましょう。疲れたと思ったら深呼吸もしながら何回でもやると良いと思います。

・楽しいシーンを思い浮かべる

・見えていた頃の風景を思い浮かべる

・時間は何分でも良い

目がよかったころ、メガネやコンタクトをしなくても見えていた風景を思い浮かべます。すると脳のなかに眠っていた、「見える」という記憶がよみがえり、実際にどんどん見えるように導いてくれるようになるのです。

おわりに

2回に渡って紹介してきましたが如何だったでしょうか?本当に眼が楽になるので、困っている方は是非試してみてくださいね。本書の中では他にも呼吸筋を鍛える方法、眼筋を鍛える方法、内臓に汗をかかせるなど、面白い内容がてんこ盛りですのでご自身で手にとってみてください。

今回もお付き合いありがとうございました。

引用文献

著: 今野清志, 目は1分でよくなる! ─あなたの目がよみがえる7つの視力回復法, 自由国民社, 2013; 12.

 

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です