皆さんこんにちは、たたらです。
今日は最近話題になってきている「サルコペニア」というものについて解説したいと思います。
サルコペニアとは??
サルコペニアとは、「加齢による骨格筋量の減少と筋力および/または身体パフォーマンスの低下」(1)と言われています。つまり、筋肉が少なくなって筋力が落ちるため、上手く動くことが出来なくなった状態ですね。
日本人で基準となるのは以下の3点です。
- 骨格筋量:専用の機械を使う必要があるので病院やクリニックなどに行く必要があります
- 筋力:握力が男性で28kg、女性で18kgあれば問題なしとされています
- 身体機能:簡単に確認できる部分としては、歩く速さが1.0m/sよりも速いか?12秒以内に椅子から5回立ち上がることが出来るか?です
歩く速さや立ち上がる時間なら自宅でも簡単に確認できそうですね。
確認といえば、身体の状態をチェックする時に皆さんは何を確認しますか?多くの方、特に女性は体重を気にしているのではないでしょうか?
もちろん体重のチェックも大切なことなのですが、一番大事なのは先程も出てきました「骨格筋量」です。
骨格筋量はSMIという指標によって確認できます。測定する機械によって少し変わってしまうのですが、男性では7.0kg/m2、女性では5.7kg/m2以上あると良いとされています。
しかし、
近年、若い世代でこの基準を満たせない人が増えてきています。
「痩せているのが綺麗、格好良い」というのはもちろん否定する気はありません。
問題なのは筋肉が足りていないことです。テレビで見るスラッと格好良いモデルさんや俳優さん達は身体もしっかり鍛えてあの体型、体重を維持しています。
「筋肉がつくと体重が増えるから鍛えない。」は大きな間違いということです。
それならどうしたら良いの??
運動をしたくない人、時間がない人安心してください。まずは、30分以上続けて座らない!
これだけ始めれば十分です。
テレビをみている時にCMになったら立ち上がってみたり、作業中に30分毎にアラームをかけて立つだけでも効果大です。連続で座らないことに意味があるのです。
特に最近はオンラインで出来ることが増えているため座る時間が長い方が多いですね。
私も20分毎に立ち上がるようにしています。仕事、勉強も大切ですが自分の身体も大切にしましょうね。
今日もお付き合いありがとうございました。
引用文献
- Chen L-K, Woo J, Assantachai P et al. Asian Working Group for Sarcopenia: 2019 Consensus Update on Sarcopenia Diagnosis and Treatment. J Am Med Dir Assoc 2020; 21: 300-307.e2.
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