少し遅いですが、あけましておめでとうございます。
今年も、はや2週間が経過しましたね。
急激に寒くなってきて外に出るのも億劫な日が続いています。
そんな時こそ家で漫画を読みましょう!!
今回は私が今年中に読み返そうと思っている漫画を10タイトル集めてきました。
私自身はおそらく1ヶ月程度で読み切ってしまうとは思いますが、普通そんなペースで読まないと思うので今年中に読みたい漫画とさせてもらいました!
話題になってたな~って作品やそういえば読んだことないかもなんて作品がありましたらぜひ一読してみてください。
僕のヒーローアカデミア
1冊目は、10年に及ぶ連載が去年完結した名作『僕のヒーローアカデミア』です。
ジャンプの三大原則「努力・友情・勝利」をそのまま体現したような、正に少年漫画と言った作品ですね!
超能力を発現した人間に溢れた個性社会で無個性に生まれてしまった少年緑谷出久がオールマイトという師匠に出会ってヒーローとして成長していく物語。
仲間と共に成長し、ヴィランと戦う姿は胸を熱くさせてくれます。
何を隠そう私もドはまりして連載をずっと追っていた口でして。
人間離れしたヒーロー達の人間臭い心模様が鮮明に描かれており、世の中綺麗ごとだけで回らないということを痛感させられます。
私はオールマイトとレディ・ナガンの2人が大好きです。
私と同世代の方ならオールマイトの男臭さが最高に好きな人も多いのではないでしょうか?
残念ながら、世界規模の人気投票“僕のヒーローアカデミア全世界キャラクター人気投票『WORLD BEST HERO』”ではオールマイトは12位と主要キャラにしては低い順位に終わってしまいました。
それだけ魅力的なキャラが多かった証拠ですね。
やはり完結しても熱が冷めないヒロアカは、何度でも読み返したくなる作品です。
デッドマウント・デスプレイ
ダークな雰囲気のローファンタジー作品『デッドマウント・デスプレイ』。
異世界で世界の敵とされていた死霊術師「屍神殿」が、現代の新宿に異世界転生する作品です。
現代科学では解明が困難な「厄ネタ」と呼ばれる者とそれを追いかける警察の争いに巻き込まれていく屍神殿(四乃山ポルカ)。
自分自身が「厄ネタ」なので当然なのですが。
事件と共に明かされていく過去の事件と現在の事件の関連や厄ネタが存在する理由、屍神殿が所属していた帝国の関与などなど。
平穏で子供たちが虐げられない日常を望む屍神殿が、世界の敵にまで成り果てた過去も胸が痛みます。
この作品は登場するキャラ全員の言葉に強い信念があることが魅力の1つです。
「永い時を過ごす死霊術師にとって…人との絆は過ごした時間と関係ない」
「生きるというのは死体かどうかじゃない前を向いてるかどうかだろう」
生死の概念が異なる死霊術師だからこそ、生死の価値観が大切にされています。
点と点が線でつながる快感のあるこの作品は先を知っていても読み返したくなる魅力が詰まっています。
チ。―地球の運動について―
『チ。―地球の運動について―』は宗教観と知識欲・探究心の闘いの物語です。
動いているのは地球なのか?天なのか?
天道説が一般的に広まり、地動説は異端な考え。
所謂、魔女狩りのようなことが行われている時代。
少年ラファウはある出会いにより、神が作った世界はもっと平等で美しい物であることに気づきます。
異端思想と言われ文字通り身体を失おうとも、真理を追求する人間の好奇心は宗教観に打ち勝つことが出来るのか?
最終巻第8集にて異端審問官ノヴァクが今まで処刑してきた人物の名前を全員覚えているのがすごく印象的でした。
深く深く考えさせられる作品です。
時代を超えて「アルベルト・ブルゼフスキ」にまで繋がる、もしかしたらあり得たかもしれない現実の物語を見にいきましょう!
魔入りました!入間くん
とんでもない両親の手によって悪魔に売り飛ばされた少年イルマ。
そんな彼が魔界に旅立った先に待っていたのは「高位悪魔サリバンの孫」という立場。
その生い立ちから欲というものとは無縁の生き方をして来たイルマは、悪魔学校バビルスで自分の欲と向き合います。
バビルスの先生、上級生や12人のクラスメイトから欲とは何かを教わり、いつしかイルマは「みんなと堂々と一緒にいられる悪魔(ヒーロー)になりたい」と思うように。
特別講師陣の特訓にも耐え、厳しい学校行事も仲間と乗り越える。
その1つ1つがイルマ達を大きく成長させていきます。
やはり主人公が成長していく物語は最高に面白いですね!
暗殺教室
HUNTER×HUNTERが休載してから再開するまでに始まって完結したとして有名な『暗殺教室』です。
冗談はさておき。
成績によってクラス分けされる椚ヶ丘中学校にて最底辺のあつまりであるE組。
差別の対象とされる彼らのクラスには秘密がありました。
彼ら全員が謎のタコ型生命体「殺せんせー」を殺すことを目的とした殺し屋であることです。
もちろん生徒達は巻き込まれたごくごく普通の一般人です。
来年3月に地球を破壊すると宣言した殺せんせー。
彼の命を使った生徒たちへの教育からは、深い愛情と未来への希望が感じられました。
話が進むごとに成長していく生徒たち。
殺せんせーの過去。
ギャグとシリアスのメリハリがあり、何度読んでも飽きない作品です!
鋼の錬金術師
錬金術の基本は等価交換!
人体錬成という最大の禁忌を犯したエドワード兄弟が、元の身体に戻るために「賢者の石」を求める物語です。
私はストーリー後半に出てくる(オリヴィエ・ミラ・アームストロング)アームストログ小将が大好きです。
あの男らしさ・根っこからの軍人・部下との固い絆、全てがどストライクです。
部下のバッカニア大尉が逝ったことを聞いたオリヴィエが放った
「そうか 奴が笑って逝ったのなら 我らが泣く訳にはいかん」
と言う言葉で思わず胸が熱くなりました。
闘いが終わった後倒れているブラッドレイに向けた言葉
「・・・どうだ、ブラッドレイ」
「私の部下は強かったろう・・・?」
最高です。
鋼の錬金術師は最高です。
悪役令嬢の中の人
最近SNSでもかなり見る機会が増えた気がするこの作品『悪役令嬢の中の人』。
主人公は別世界に転生した女子高生エミ…ではなく!転生したエミが入りこんだ身体の持ち主レミリアです。
この作品はストーリーも最高で原作小説も何度も読んでいますが、やはり白梅ナズナ先生のイラストが美しすぎます!
美しいだけでなく世界観が大切にされているのがすごく伝わってきます。
レミリアが悪いことを考えている顔もエミのレミリアを演じている顔もどちらも魅力に溢れています。
物語はテンポよく進んでいきますし、なあなあで終わらせず徹底的に敵を叩き潰すレミリアの姿が最高にスカッとします。
流石は悪役令嬢レミリア!!という感じですね。
本物の悪役による正義(あい)の復讐劇!もう一度読んできます。
ミステリと言う勿れ
2025年1月4日に映画版が地上波初放送された『ミステリと言う勿れ』。
実写化された菅田将暉が完全に整くんで衝撃を受けたのをよく覚えています。
一般人の久能整がどんどん事件に巻き込まれるミステリ作品。
一見普通のミステリ作品ですが、
「僕は常々思ってるんですが……」
で始まる語りが様々な人に影響を与えていく様が新鮮です。
当たり前で慣れた慣習なのに疑問や違和感がある事って多いんだなと感じました。
そして、それを他人(犯罪者含む)に分かりやすくアウトプットしていくのが最大の魅力なのだと思います。
色々考えながらゆっくり作品を楽しみたい人には最適な漫画です!
怪獣8号
何歳になっても夢を諦める必要なんてないことを再確認させてくれる『怪獣8号』。
気づいたら自分が怪獣に変身していたカフカ。
しかも大怪獣認定され、付けられたのは『怪獣8号』の通り名。
そんなカフカが1度は諦めた防衛隊員の夢を再び掴みに行くところから物語は始まります。
当然、防衛隊に入ってからも様々な困難が待ち受けています。
防衛隊に入隊するまでも入ってからも胸を熱くしてくれます。
特に10号の自爆攻撃から仲間たちを救うために正体をばらして突き進む姿は格好良かったです!
1戦1戦が手に汗握る展開なので次々と読み進めてしまう作品です。
アイシールド21
私の思い出深いスポーツ漫画といえば『アイシールド21』です。
私自身はアメフトをしていないのですが、兄弟がやっていた影響で実家にあった漫画です。
アメフト初心者の主人公セナが時代の最強ランニングバック「アイシールド21」を名乗り(名乗らされて)アメフトを始める作品です。
セナが初心者なので基本からアメフトのルール解説があり、この漫画を読むだけで自然と現実でもアメフトの試合を楽しむことが出来るようになります!
壁にぶつかるたびに努力を重ねて突き進んでいくセナが「アイシールド21」の仮面を脱ぎ去って正体を明かすところも良かったです。
弱小チームのデビルバッツが勝つためには泥臭く練習を重ねるしかありません。
少しずつチームとしてまとまり小手先ではない強さを手にしていくのが見ていて楽しいんですよね。
「優勝以外は初戦敗退と一緒」というアメフト理念の究極系がここにあります!
好きなものを語る瞬間はたまりませんね。
好きなものを語り合うのはもっと最高です!
「自分も好きだよ」とか「読み返してみたよ」といったコメント待ってます!