皆さんこんにちは、たたらです。
鋼の錬金術師第7話「雨の後」
スカーと初めて対峙する回になります。
エルリック兄弟2人の絆を再確認できる良い話ですね。
ネタバレ要素も少し含みますので苦手な方はブラウザバックをお願いします。
エルリック兄弟の絆
スカーにオートメイルを壊され、アルの甲冑を壊されたエド。
勝てないと悟ったエドはスカーの狙いを確認します。
スカーが狙っているのは国家錬金術師の資格を持つものだけ。
つまりアルはスカーの狙いではないと知ったエドは、スカーに「アルには手を出さないこと」を約束させます。
エドからしたら最善の策ですが、アルからしたらたまったものではありません。
【引用:鋼の錬金術師 第7話「雨の後」】
2人の絆が強いからこそお互いに相手を最優先にしてしまう。
これまでのエピソードを読んでも思いましたが、2人は家族愛が人一倍強い気がします。
少し前に登場したショウ・タッカーとは正反対に表現されているため、余計に際立って感じました。
直後にマスタング大佐が駆け付け2人は窮地から脱します。
軍部の大人たちが頼りになりすぎです!
大人たちがさりげなく発した言葉から2人を気にかけていることが伝わってくるのもハガレンの好きなところです。
圧倒的な力を持っていてもやはり子供の2人には限界があります。
エルリック兄弟はここからもっと周りに目を向けていく必要がありますね!
アルの怒り
『その可能性を投げ捨てて死ぬ方を選ぶなんてそんなマネは絶対に許さない‼︎』
みんなの協力のおかげで窮地を脱したエルリック兄弟。
心配して駆け寄るエドにアルが発した第一声は「バカ兄!!」でした。
【引用:鋼の錬金術師 第7話「雨の後」】
エドの様にタッカーに感情をぶつけなかったアルですが、やはりニーナのことは深く心に残っていたことが感じられるセリフです。
エドが自分の命を軽々しく捨てようとしたことが本気で許せなかったのでしょう。
ただでさえ自分の魂を錬成するために命を懸けたエドに対して、感謝していると共に感じるところもあるのかもしれません。
それはエドに対する負い目でもあるのではないでしょうか。
【引用:鋼の錬金術師 第7話「雨の後」】
「でも生きてる」
「うん 生きてる」
生きてるをただ2回繰り返した2人のこの言葉には様々な実感が伴っています。
命あっての物種とはよく言ったもので、どんなに大切なものがあっても生きていなければ意味がないことを痛感させられますね。
お互いの価値観を再認識できるやり取りでした!
描写はありませんが、一連の2人のやり取りをホークアイ中尉たちはそばで見守っていたと思うと温かいですね。
2人のやりとりの途中でエドが「カッコ悪いったらありゃしねぇ」とこぼします。
しかし、私はお互いを思いあい気持ちをぶつけられる2人は十分以上に格好いいと思います。