【引用:TVアニメ嘆きの亡霊は引退したい公式HP:https://nageki-anime.com/story/jwnr2np7mau】
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皆さんこんにちは、たたらです。
シリーズ累計150万部突破!
2024年10月より第1期が放送され、2024/12/25に第2期の放送決定が発表された、勘違い異世界ファンタジー『嘆きの亡霊は引退したい』。
1度も失敗しない怠惰な男クライから成功の秘訣を学んでいきたいと思います。
のんびり見るもよし、しっかり考察しながら見るもよしな『嘆きの亡霊は引退したい』を楽しんでいきましょう!
続編制作決定動画はこちら↓
アニメ第1期の魅力
アニメの魅力を振り返った上で、もう1度アニメを見返そう!
主人公クライがクランマスターを務める、クラン『始まりの足跡(ファースト・ステップ)』。
クライが冒険から逃れることと『嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)』のメンバーの社会性を磨くことを目的として設立されたクランです。
この時点で大分おかしいですが…
「嘆きの亡霊」「聖霊の御子」「黒金十字」「星の聖雷」などがメインのパーティとなり、設立からものの数年で帝都ゼブルディア最強最大のクランに成長しました!
アニメ第1期ではこの4パーティ以外のメンバーはほぼ登場していません。
まだ回想でしか登場していないストグリメンバーたちも多いですね。
アニメでは名前すら出ていない『嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)』の最後の一人のメンバーも後々登場します。
こうご期待!
「嘆きの亡霊は引退したい」のアニメでは、毎回OPを背景に杉田さん(アンセム役)のナレーションで前回のあらすじが語られます。
そして、語りが終わると共にOPに移行するという完璧な演出がされています。
もちろんOPの「葛藤tomorrow」自体、中毒性の高い素晴らしい曲です!
しかし、1度聞いたら飛ばすことの多いアニメOPの中で何度でも聞きたくなる工夫こそが大きな魅力と言えるでしょう。
OPさえも楽しみの一つにしてしまう演出には驚きです!
- クライ・アンドリヒ:小野賢章
- ティノ・シェイド:久保田未夢
- リィズ・スマート:ファイルーズあい
- シトリー・スマート:小原好美
- ルーク・サイコル:天﨑滉平
- アンセム・スマート:杉田智和
- ルシア・ロジェ:古賀葵
- エヴァ・レンフィード:大地葉
- ルーダ・ルンベック:関根明良
- グレッグ・ザンギフ:関幸司
- ギルベルト・ブッシュ:前田誠二
- アーク・ロダン:福山潤
- ガーク・ヴェルター:大塚明夫
- カイナ・ノス:道井悠
- スヴェン・アンガー:木村良平
- ノト・コクレア:松山鷹志
- ソフィア・ブラック:上田麗奈
- ナレーション:杉田智和
【引用:animate Timesより:https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=23629】
声優陣が豪華すぎる!!
この一言に尽きるメンツです。
特に主人公のクライ役が小野賢章なのがマッチしてますね。
個人的には、アニメ第6話の「この人数で行って、何も無かっても知らないぞ!」というクライの心の叫びがクライすぎて笑いました。
声優さんの演技やアドリブはアニメだからこそ楽しめる要素ですので、ぜひお気に入りのセリフやシーンを探して何度もアニメを見返してほしいです。
クライに学ぶ成功の秘訣
常にやる気を一切見せないクライはなぜ一度もクランメンバーを死なせることなく、クランを最強へと導くことができたのか!?
成功の秘訣をクライから学んでいきましょう!
アニメの題名、各話のタイトルを見ても分かるように、クライは基本的に事なかれ主義です。
口癖は「うんうん、そうだね。」
シンプルにダメ人間の思考放棄だと思いますよね。
実際そんな側面もあると思います。
しかし、我が強すぎるハンターの面々をまとめるには、強力なカリスマかメンバーの潤滑剤になることが求められます。
アニメOPの映像でもあるように、幼馴染と始めたハンター生活。
次第についていけなくなったクライは共に走ることを止めてしまいます。
しかし、メンバーを見つめるその瞳はとても優しく、一歩引いた位置からパーティを見守り続けています。
【引用:『嘆きの亡霊は引退したい』ノンクレジットオープニング|Lezel「葛藤Tomorrow」:https://www.youtube.com/watch?v=j66_MdDhs-Y】
自分がリーダーとして集団をまとめる時、圧倒的なカリスマがあるならそれに越したことはありません。
しかし、大半の人はそんなもの持っていないでしょう。
私もありません。
そんな時は、一歩引いたところから集団を見守り、自分が潤滑油となってあげてみても良いのではないでしょうか?
衝突が多いのは悪いことではありません。
衝突とは「意見がぶつかっている状態」だからです。
メンバーを上手く衝突させてあげ、より良い形を作り上げていくことを目標にしていきましょう!
クライの一番の成功は、クライの回想シーン「夢の始まりの話」にあるエピソードだと思っています。
トレジャーハンターとしての生活で、自分だけ才能がないと気づいたクライ。
「夢を諦めるのは忸怩たる思いだったが、友を危険にさらすくらいなら諦めた方がいい。」
そう決心して引退を打ち明けたクライにメンバーがかけた言葉は、
「俺も一晩真剣に考えたんだけどさ、クライ、お前、特に役割ないんだからリーダーやれよ」
「…………あのさ、僕の話聞いてた?」
いや、ホンマにな。っと思わず素が…
【引用:嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 第2話 】
「クライは幼馴染が馬鹿だから~」と思っていますが、それだけでは決してないと思います。
これまで、クライと共にトレジャーハンターになることを目指して努力してきた幼馴染たち。
天才的な才能を持っている彼らが、クライがついてこれなくなることを想定できないとは思えません。
彼らは彼らなりにクライのことを信頼しており、クライが思う強さとは別の強さをクライ自身に見出していたのでしょう。
「強さなんて1つの要素にすぎない。たとえクライさんが戦闘能力の面でサンドラビットより弱かったとしても関係ありません。」
アニメ第8話でシトリーが言ったこの言葉に強く表れています。
自分の長所・強さは人から見た方がよく見つかります。
自分の良いところを見つけてくれる仲間を作ることが人生を良くする第1歩だと言えるでしょう。
クライは基本的にはやる気もなく他人に責任を押し付けて逃げようとします。
しかし、実は隠し事はほとんどしません。
特に、副クランマスターのエヴァには隠し事などしないと言っています。
自身の取柄は「秘密を持たないこと」だと言い切るほどです。
周りが信じるかどうかは別にして、クライなりに誠実に向き合っているということです。
クライは他人の報酬を自分が奪ってしまうのを嫌います。
自分なりのルールを持って生きることは、その人の色を強く表現することにつながると思います。
自分の矜持を持っている人は魅力的に見えると言い換えれますね!
人生を懸けても良いと思えるものはすぐには見つからないと思います。
しかし、日々自分の心動かされるものに触れ、新しいことに挑戦していけば自分の全てをかけても貫きたいものに出会えると思います。
私自身の経験としては、どんぞこに落ちて這い上がるときにこそ見つかりやすいと思います。
自分とは何なのか?なんのために生きているのか?
気づくチャンスに直面した時に逃げないためにも、日々誠実に、自分に正直に生きることが大切です。
第2期の予想
第2期の放送時期はまだ未定です。
基本的にアニメは制作決定が発表されてから、3ヶ月-1年ぐらいの期間で放送されることが多いです。
そこから考えると、年内には第2期が見れると思います。
第2期では、原作の第211話『頼りになる男④』のエピソードぐらいまでは進むのでは?と予想しています。
私の好きな宝物殿『迷い宿』のエピソードまでやってほしいという希望的観測も入っていますが、大きなストーリーの区分けとしてはこの辺りが妥当ではないでしょうか?
人間誰しも天職と呼べるものが必ずあります。
クライの様に自分の認識とはズレていたものが自分の天職だということもあります。
信頼できる友人を作り、新しいことにどんどん挑戦する。
自分に正直に生きて、自分の芯となる矜持を見つける。
これが人生を豊かにする一番の方法だと言えるでしょう。