皆さんこんにちは、たたらです。
今回は私が日々愛用しているフロス「フロアフロス」の紹介です。
普段からフロスを使う人も使ったことがないという人にも一度は試してもらいたいフロスになっています!

1. フロアフロスとは?歯科専売品デンタルフロスの特徴
フロアフロス250mは、株式会社オーラルケア(旧:ティーピージャパン)が提供する歯科専売品のデンタルフロスです。
「健康で豊かな人生を送るために、日本人の歯と口を守りたい」という理念のもと、30年以上の研究を経て開発された高品質なフロスです。
1-1. フロアフロスの独自構造
フロアフロスの最大の特徴は、384本もの細い糸がアフロヘアのようにうねりながら組み合わされた独自構造にあります。この特殊な構造により、以下の機能を実現しています。
- 唾液や摩擦でふわっと広がる設計:歯間に入れると摩擦や唾液の作用で繊維が広がり、歯間部の汚れを効率的に除去
- 柔軟かつ丈夫な糸質:細い糸でありながら切れにくく、繰り返し使用できる耐久性を完備
- 歯ぐきに優しい接触:硬すぎるフロスとは異なり、歯ぐきを傷つけにくい柔らかさも
【参考:フロアフロスのヒストリー:https://www.fluorfloss.jp/history/】
384本もの繊維が使われていることで、一般的なフロスと比べて表面積が大きく、プラーク(歯垢)をよく絡め取る効果があります。

まさに「歯間掃除の魔法の糸」と言っても過言ではありません!
1-2. 歯周病予防に特化した設計
日本人の歯を失う最大の原因である歯周病。
フロアフロスはこの歯周病予防に特化して開発されました。
フロアフロスの重要な特徴は、歯ぐきの中の歯周ポケットにやさしく入り込み、歯周病の原因となる細菌を除去できる点です。
一般的なフロスでは痛みを感じたり、歯ぐきを傷つけたりするケースがありますが、フロアフロスなら歯ぐきを傷つけることなく歯周ポケットの中のプラークまでしっかり除去することが可能です。
2. フロアフロスの科学的根拠:実験で証明された効果
2-1. プラーク除去率の比較研究
フロアフロスの効果は、単なる謳い文句ではありません!
イタリア・ジェノバ大学医学部予防歯科講座による2004年1月2日の研究「Experimentation in plaque control in the interproximal spaces using dental floss」において、フロアフロスは他の3種類のデンタルフロスと比較して圧倒的な効果を示しました。
【引用:Experimentation in plaque control in the interproximal spaces using dental floss:2004】
この研究によると、フロアフロスのプラーク付着減少率は約70%(正確には69.86%)という驚異的な数値を記録。
これは比較された他の3種類のフロスより17%以上も高い結果です。
この差は歯科医療において非常に意義のある数値と言えるでしょう。
2-2. 歯科専門家の評価
歯科医師や衛生士といった専門家からも高い評価を得ています。
実際の臨床現場での使用を通じて、以下のような点が評価されています。
- 歯間清掃の徹底度が高い
- 患者の歯ぐきへの負担が少ない
- 使用後のプラーク残存量が少ない
フロス研究の第一人者であるアンナマリア・ジェノベージ教授も、フロアフロスの開発と効果検証に関わっており、その専門的見地からの評価が製品の信頼性を高めています。
3. フロアフロスの製品ラインナップ

オーラルケア社から提供されているフロアフロスには、様々なニーズに合わせた製品が展開されています!
3-1. サイズ別ラインナップ
- フロアフロス 250m:自宅での使用に最適な大容量サイズ。コスパに優れ、長期間使えるボトルタイプ
- フロアフロス 45m:携帯に便利なコンパクトサイズ。旅行や外出時に最適
- フロアフロス 250m 詰め替え用:ボトルを再利用でき、エコにも配慮した詰め替えタイプ
3-2. 特殊ニーズ対応製品
- fluorfloss Start Up(40m):
- フロス初心者向け設計
- 歯間が狭い人でも使いやすい
- フロスが引っかかりにくい特性
- fluorfloss Saving(20m):
- 矯正装置装着者向け
- ブリッジの下部清掃に対応
- インプラント周囲のケアに最適
4. 効果的な使い方と注意点
4-1. 基本的な使用方法
フロアフロスの効果を最大限に引き出すための正しい使用方法を紹介します。
- 適切な長さに切る:約40~50cm(指先から腕ぐらいまで)の長さにカット
- 中指への巻き付け:両手の中指(人差し指ではなく)に巻き付けてフロスを固定
- 歯に合わせた持ち方:
- 奥歯:中指に巻き付けたフロスを両手の人差し指で下から持ち上げる
- 前歯:片方の親指と反対側の人差し指でフロスを下から持ち上げる
- のこぎりのような動かし方:フロスを片方の歯に沿わせて、ゆっくりと上下に動かす
- 歯ぐきへの挿入:歯ぐきの中1~2mmのところまでやさしく挿入し、2~3回こする
- 使用済み部分の巻き取り:1カ所お掃除したら、汚れた部分を巻き取り、清潔な部分を使用する
【引用:フロアフロスの使い方:https://www.fluorfloss.jp/howto/】
4-2. 使用上の注意点とコツ
効果的で安全な使用のために、以下の点に注意しましょう。
- 中指に巻く:人差し指だとうまく固定できないので、必ず中指に巻き付ける
- 歯ぐきへの配慮:歯ぐきの三角部(歯間乳頭)に強く突き刺さないよう、優しく挿入する
- 1回限りの使用:一度使用したフロスの部分には細菌が付着しているため、次の歯間には新しい部分を使う
- 定期的な使用:効果を実感するためには、毎日の使用を習慣化することが大切
5. 利用者の声と満足度
5-1. 高評価レビューの傾向

多くの利用者がフロアフロスに高評価をつけており、自分としても同意見のものをまとめました!
- 清掃力の高さ:「汚れがごっそり取れる」「使用後はスッキリ感がある」という声が多数
- 使用感の良さ:「歯ぐきが傷つかない」「痛みを感じない」といった快適性への評価
- 耐久性:「切れにくい」「丈夫で長持ち」という品質面への満足
実際に1度使ってみると他のフロスとは全然違うことが分かります!
5-2. 歯科医師からの評価
歯科医師の間でも、フロアフロスの効果は高く評価されています。
多くの歯科医院では患者へのおすすめ品として紹介されており、「歯科専売品」として取り扱われていることからも、その専門的評価の高さがうかがえます。
なかでも、歯周病予防に注力する歯科医師からは、歯周ポケット内の清掃効果の高さが特に評価されています。
6. 一般的なデンタルフロスとの違い
6-1. 構造と素材の比較
フロアフロスと市販の一般的なデンタルフロスには、いくつかの決定的な違いがあります。
比較項目 | フロアフロス | 一般的なデンタルフロス |
---|---|---|
糸の本数 | 384本の細い糸 | 数十~数百本 |
糸の特徴 | うねりがある特殊加工 | まっすぐな糸が多い |
ワックス量 | 最小限(広がり重視) | 多め(滑りやすさ重視) |
使用感 | 柔らかく広がる | 硬めでシャープな感触 |
プラーク除去率 | 約70% | 約50%前後 |
フロアフロスの最大の違いは、摩擦や唾液で広がる特性と、384本の糸がプラークを絡め取る構造設計にあります。
6-2. 市販品との価格比較
フロアフロスは歯科専売品として、一般的なドラッグストア等で販売されているデンタルフロスと比較すると価格は若干高めです。
しかし、その効果や耐久性、使用感を考えると、「コストパフォーマンスが良い」と思います。
価格帯としては、フロアフロス45mが700円台~、250mが2,500円台~、詰め替え用250mが2,000円台~となっています。
一見、市販品より高価に感じますが、プラーク除去効果などを考慮すると、長期的には経済的という評価も多いです。
7. 歯間ケアの重要性とフロスの役割
7-1. 歯間部のリスク
歯と歯の間(歯間部)は、歯ブラシだけではケアが行き届かない領域です。
研究によると、歯ブラシだけでは歯面の約60%しか清掃できず、残りの40%は歯間部や歯周ポケット内に汚れが残ってしまいます。
歯間部は以下のリスクを抱えています:
- 虫歯リスク:食べカスが残りやすく、最も虫歯になりやすい場所の一つ
- 歯周病の始まり:歯と歯ぐきの境目から歯周病が進行する
- 口臭の原因:歯間に残った食べカスが腐敗し、口臭の原因となる
7-2. フロスによる予防効果
デンタルフロスを使用することで、以下の予防効果が期待できます:
- 虫歯予防:歯間部の食べカスやプラークを除去し、虫歯リスクを低下させる
- 歯周病予防:歯ぐき縁下(歯周ポケット内)のプラークを除去し、歯周病を予防する
- 口臭予防:細菌の繁殖を抑え、口臭の発生を防ぐ
- 全身健康への貢献:歯周病菌が関連する全身疾患のリスクも軽減される可能性がある
特にフロアフロスは、その特殊構造により歯周ポケット内のプラーク除去に優れており、歯周病予防において大きな役割を果たします。
8. フロアフロスの購入方法と選び方
8-1. 入手先とチャネル
フロアフロスは歯科専売品ですが、以下の方法で入手可能です:
- 歯科医院:多くの予防歯科に力を入れている歯科医院で販売されています
- オンラインショップ:楽天市場やAmazon、Yahooショッピングなどの大手ECサイト
- 公式オンラインストア:オーラルケア社の公式通販サイト
- 歯科用品専門店:歯科用品を取り扱う専門店やウェブサイト
歯科医院で購入する場合は、自分の歯や口腔状態に合わせた使用方法のアドバイスを受けられるというメリットもあります。
8-2. ライフスタイルに合わせた選び方
自分のライフスタイルや口腔状況に合わせて、最適なフロアフロス製品を選ぶポイントは以下の通りです:
- 使用環境による選択:
- 自宅メイン → 250mボトルタイプ(コスパ重視)
- 外出先でも使用 → 45mコンパクトタイプ(携帯性重視)
- エコ志向 → 詰め替え用250mタイプ(容器再利用)
- 口腔状況による選択:
- フロス初心者、歯間が狭い → Start Up(40m)
- 矯正装置、ブリッジ、インプラント → Saving(20m)
- 一般的な予防ケア → 通常のフロアフロス
9. フロアフロスを使った口腔ケア習慣の作り方
9-1. 理想的な使用頻度とタイミング
フロスの効果を最大限に引き出すための理想的な使用方法は以下の通りです:
- 頻度:毎日1回以上が理想的
- タイミング:歯ブラシの後が効果的(プラークが浮いた状態で除去できる)
- 時間帯:夜の歯磨き後がもっとも効果的(睡眠中の細菌繁殖を防げる)
ただし、いきなり毎日使用するのが難しい場合は、週2〜3回から始めて徐々に習慣化していくことも一つの方法です。
9-2. 継続のためのモチベーション維持法
フロスを継続して使用するためのコツは以下の通りです:
- 目に見える場所に置く:洗面台のすぐ手の届くところに置いておく
- 使用後の爽快感を意識する:フロス使用後の清々しい感覚を覚えておく
- 小さな成功体験を作る:最初は奥歯だけなど、部分的に始めてもOK
- 歯科検診でのフィードバック:定期検診で歯科医師や衛生士から評価をもらう
- フロスした日をカレンダーに記録する:視覚的に記録することでモチベーションアップ
フロアフロス250mは、単なるデンタルフロスを超えた「歯ぐきケアの専門ツール」です。
その特徴と選ぶ理由を最後に整理します。
フロアフロスの主なメリット
- 優れたプラーク除去効果:384本の特殊加工された繊維がプラークをしっかり絡め取る
- 歯ぐきに優しい設計:柔らかく広がる繊維が歯ぐきを傷つけない
- 歯周病予防への特化:歯周ポケット内の細菌まで除去可能
- 使いやすさと快適さ:適度なワックスと太さで取り扱いやすい
- 科学的根拠:実験で証明された約70%のプラーク除去率
- 歯科専門家が推奨:多くの歯科医院で販売・推奨されている信頼性
- コストパフォーマンス:250m巻きで長期間使用可能な経済性
私たちの口腔健康は、全身の健康にも大きく影響します。
歯周病は単に歯を失う原因になるだけでなく、糖尿病や心臓病、認知症など様々な全身疾患との関連も報告されています。
フロアフロスは、こうした健康リスクを減らしていつまでも自分の歯で美味しく食事を楽しむための頼もしい味方となるでしょう!!
