革靴にカビを生やして買い替えた話|たまにしか履かない人のサフィール入門
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皆さんこんにちは、たたらです。
突然ですが、私が前に履いていた革靴はカビが生えてしまったので、買い替えを決意しました。
年に数回しか履かない靴で、冠婚葬祭やきちんとした場に出るときだけ使用していました。だから下駄箱に入れっぱなしで、次に出したときには白い斑点が浮いていました。手入れをほぼしていなかったので、当然といえば当然です。
それを機に靴を買い替えて、ケア用品も買うことにしました。その時に買ったのは、サフィールのビーズワックスファインクリーム1本だけです。数ヶ月に一度、10分から20分ほど手を入れるようになって、今のところ問題は起きていません。
この記事は、革靴を毎日履く人向けではありません。私と同じように、たまにしか履かないので最低限きれいに保っておきたい人向けの内容になっています。
たまにしか履かない靴ほどカビる
これは革靴の扱いにおいて、一番の反省点でした。
毎日履く靴は、履くこと自体が点検の機会になります。汚れが目に入るし、玄関に出しっぱなしになるぶん風も通ります。
一方で年に数回の靴は、履いた日の湿気を含んだまま下駄箱に入り、そのまま何ヶ月も閉じ込められます。革は湿気を吸うので、暗くて風の通らない場所で長期間放置されれば、カビの条件が揃ってしまいます。
「たまにしか履かないから傷まない」と思っていたのが、裏目にでた形ですね。
テクシーリュクスに買い替えた
新しく買ったのは、アシックス商事のテクシーリュクス TU-7768 です。
「ビジネスなのにスニーカーのような履き心地」を掲げているブランドで、本革を使いながら価格は1万円前後。累計出荷は640万足を超えているそうで、履いている人はかなり多いはずです。
高級靴ではありません。ただ、年に数回の出番のために何万円もかける気にはならず、かといって合皮では場に合わない。その中間として、ちょうどよい選択でした。
本革である以上、手入れは必要です。そこで今度は最初からケア用品を用意しました。
買ったのはクリーム1本だけ
サフィールのビーズワックスファインクリーム、色はブラックです。
ブラシと布は元々持っていた安物をそのまま使っています。メーカーも分からないような、どこかで買ったブラシです。本格的にやるなら馬毛と豚毛を揃えて、クリーナーも用意して、という話になるのでしょうが、そこまでは必要に感じませんでした。
年に数回の靴に、道具を何本も揃える気にはならない。そんなところです。結果として、クリーム1本で十分に足りています。
なお、このクリームは汚れ落とし専用ではありません。汚れがひどいときは別にクリーナーが要りますが、そこまで汚れる履き方をしていないので、今のところ必要になっていません。
実際の手入れ:10〜20分
やっていることは単純です。
まずブラシで全体のほこりを落とします。縫い目や革の切り替え部分にほこりが溜まるので、そこを重点的に。
次にクリームを布に少量取って、薄く伸ばします。少量というのが大事で、たっぷり付けるとべたつくだけで良いことがありません。指先に取った布で、円を描くように広げていきます。
塗り終わったら少し置いて、ブラシで全体をならし、最後に乾いた布で軽く磨きます。
これで10分から20分です。数ヶ月に一度、思い出したときにやる程度で続いています。
使ってみて良かった点
塗りやすい
伸びがいいので、少量でも全体に広がります。硬いクリームだと部分的に厚くなってムラが出ますが、これはその心配があまりありません。私にとって手入れが面倒になる原因が「時間がかかること」なので、塗りやすいのは本当にありがたいです。
傷や擦れが目立たなくなる
つま先やかかとの細かい擦れが、塗ったあとは気にならなくなります。消えるわけではありませんが、色が入って周囲と馴染むぶん、遠目には分からなくなります。年に数回しか履かない靴でも、履くたびに少しずつ傷はつくので、ここが均されるのはありがたいところです。
艶の質が良い
てかてかした人工的な光り方ではなく、落ち着いた艶が出ます。ビジネスシューズに求めるのはまさにこれで、悪目立ちしません。
保管のほうが大事
クリームを塗るようになって気づいたのは、手入れそのものより、そのあとどう置くかの方が大事なんだろうな、ということです。
履いた日はすぐ下駄箱に入れず、玄関に出して湿気を飛ばす。下駄箱に戻すときも、扉を時々開けて空気を入れ替える。前の靴を駄目にしたのは、この一連の流れをひとつもやっていなかったからでした。
シューキーパーは今のところ使っていません。形崩れを防ぐなら入れたほうがいいのは分かっているので、次に買うならこれかなと考えています。
まとめ
- 年に数回しか履かない靴ほど、湿気を含んだまま長期間放置されてカビやすい
- テクシーリュクス TU-7768 に買い替え、ケア用品を最低限だけ揃えた
- サフィール ビーズワックスファインクリーム1本、手持ちのブラシと布で足りている
- 数ヶ月に一度、10〜20分。塗りやすく、擦れが目立たなくなり、艶の質が良い
- 手入れ以上に、履いたあと湿気を飛ばしてから仕舞うことが効く
道具を揃えることが目的になると続きません。1本だけ買って、思い出したときにやる。それでも、何もしなかった前の靴とは明らかに違う状態を保てています。